スズムシの赤ちゃんを見たことはありますか?


こんにちは。佐賀環境フォーラムの実行委員の秋山 翔太郎です。
私が参加している「えこいく(環境教育班)」の活動をご紹介します。

スズムシを育成

6月8日(水)、えこいくではスズムシ育成ゲージを工作。
今年の「スズムシのおんがくかい」に向け、合唱団育成からスタートしました。
えこいく主催「スズムシのおんがくかい」は、クイズや動揺を通して鳴く虫を学びつつ、野外でいろんな種類の鳴く虫の音色を聴き比べする催し。
今年で3回目ですが、えこいくメンバーがスズムシを育成するのは今回初の取り組みです。

2014年に初めて開催した「スズムシのおんがくかい」

2014年に初めて開催した「スズムシのおんがくかい」

スズムシの成長

スズムシは生まれてから姿がほとんど変わらない不完全変態の昆虫。
少しでも成長すると、身体がすぐ窮屈になるため、脱皮の回数は多く7回前後。
5月末頃に生まれ、成虫になる8月までにそんな回数をこなすのだから驚きです。

窮屈な状態の赤ちゃんたち

窮屈な状態の赤ちゃんたち

育成準備

スズムシの成長には足場や湿度に気を配る必要があります。
密度が高すぎればストレスを感じてしまったり、ケンカが勃発。
快適な空間づくりのため、まずは厚紙で並板状の足場作りです。
小さいものと大きいものを作り、成長に合わせて取り換えます。

厚紙を接着剤で貼りあわせ足場をつくっています

厚紙を接着剤で貼りあわせ足場をつくっています

接着剤はドライヤーで乾燥

接着剤はドライヤーで乾燥

湿度

乾燥しすぎたり、湿度が高かったりするのも要注意!
また、ゲージ内側の水滴は赤ちゃんスズムシが動けなくなるため、丁寧に取り除きます。

砂を敷き、乾燥具合を見る粒も投入

砂を敷き、乾燥具合を見る粒も投入

食べ物

エサは割と何でも食べることができます。
2年物の高野豆腐やいりこ、専用のエサを用意しました。
小さくてもエサを自分のテリトリーへ持って行ってしまうので、注意が必要です。
放置されたエサが、気が付いたらカビてしまいます。

エサ場は卵パックを切って活用します→深さが肝心

エサ場は卵パックを切って活用します→深さが肝心

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キットが一通り完成!

キットが一通り完成!

エサの高野豆腐もセット完了!

エサの高野豆腐もセット完了!

お引越し

一通りの準備を終えると、佐賀大学の中村先生(えこいく顧問)が累代飼育して孵化させた赤ちゃんたちを選り分けます。
足場にびっしりと張り付いた赤ちゃんを振るって5つのゲージに移動。
たまに飛び出す元気な赤ちゃんも。
お兄さん、お姉さんらが「よ~し、よし」と言いながら、筆でやさしく移動させていました。

過密なゲージ(右)から新しくできたゲージへ移します

過密なゲージ(右)から新しくできたゲージへ移します

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飛び出した赤ちゃんをそっと

飛び出した赤ちゃんをそっと

移し終わりました

移し終わりました

累代飼育の過程を説明する中村先生

累代飼育の過程を説明する中村先生

里親のもとへ

母性あふれる4人の男女メンバーが里親に。
(私は子育てに自身がなかったため、辞退)
里親になった4人が、これから成長過程を観察します。
大きく育ったスズムシが綺麗な音色を聴かせてくれるのは楽しみですね。

大きくな~れ

大きくな~れ

今年の「スズムシのおんがくかい」

今年は8月19日(金)に開催を計画しています。
時間は18時ごろから、場所は佐賀大学大学会館です。
詳しく決まりましたら改めてこの場でご連絡しますね。
佐賀環境フォーラムWebサイトを要チェック!

インターフェース科目履修生の永瀬 絢葉さんと渕上 未都さん

インターフェース科目履修生の永瀬 絢葉さんと渕上 未都さん