現地見学会を実施しました!


こんにちは、学生スタッフの糸山です。

先月8月12日に現地見学会を行いました。
今年は佐賀市高木瀬町にあるエコプラザ、そのすぐ側にある株式会社アルビータ、王子マテリア株式会社佐賀工場を見学させていただきました。

 

佐賀市エコプラザ

初めに訪れたエコプラザは今年2月にリニューアルされたそうで、案内をしてくださった石原さんのお話によりますと、県内の多くの人が小学校の社会科見学などで訪れたことがあるそうです。(私は福岡在住なので初めて来ました)

清掃工場内の見学ではごみの集積場や焼却炉の制御室、リサイクル工場などを見学しました。

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集積場にはたくさんのゴミが積み上げてあります。
18~19mまで積みあがることもあるそうです。
燃えるゴミは有害物質の発生を防ぐために850℃以上で焼却されます。
焼却したときに出る熱は近隣にある温水プールで利用されています。

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リサイクル工場での分別作業。
目にもとまらぬ速さで分解されています。

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工場見学コースに展示されている鉄を圧縮して固めたもの。
鉄は比較的高価に取引されるそうですが、ペットボトルは非常に安価で圧縮後の引き取り手がいないそうです。
ちなみにペットボトルを圧縮する際にキャップが外されていないとボトルが破裂したりして危ないそうです。

清掃工場内の見学の後は1階の再生ゾーンを少し見学し、屋外に設置されている二酸化炭素回収装置を見学しました。
化学物質のアミンを利用し二酸化炭素を選択吸収し、二酸化炭素のみを回収しているそうです。
回収した二酸化炭素はエコプラザ横にある株式会社アルビータさんの微細藻類の培養に利用されているそうです。

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佐賀市エコプラザホームページhttp://www.saga-ecoplaza.jp/

 

株式会社アルビータ

エコプラザを出発し、前述の株式会社アルビータさんの微細藻類の培養池を外側から見学しお話を聞きました。

培養池ではヘマトコッカスという微細藻類を培養し、ヘマトコッカスから抗酸化作用をもつアスタキサンチンを抽出するそうです。
アスタキサンチンは様々な病気の予防や老化防止などに効果がある物質で、現在でもサプリメントなどでよく見かける名前です。

培養池のあるビニールハウス内はヘマトコッカスの培養に適した環境に調整されており、エコプラザで回収した二酸化炭素が充満してあるそうです。

株式会社アルビータホームページhttp://www.alvita-saga.com/

 

王子マテリア株式会社

昼食後は佐賀市久保田町にある王子マテリア株式会社さんの佐賀工場を見学しました。

王子マテリア佐賀工場さんは約99パーセントの原料に古紙を利用し、段ボール原紙や選挙ボードなどに使われる特殊板紙を製造されています。

工場の見学はバスで回りましたが、ちらりと見える工場内にとても大きな紙のロールが見えました!
(写真はNGとのことだったので残念ながら撮ってないのです・・・)

古紙は大まかに6種類に分類され白物古紙、段ボール古紙、雑誌古紙、難処理古紙、機密処理古紙に分けられます。

古紙をほぐして繊維状にするまでにもいくつかの処理工程があり、佐賀工場には日本に3か所ほどしかない禁忌品と呼ばれるビニールコーティングされた古紙やラミネート古紙などを処理することができる難古紙の処理ができる施設があります。

また、工場の敷地内には焼却炉や排水処理施設があったり、工場周辺地域の清掃活動を行われていたりと地域の環境保全に取り組まれているのが分かりました。

王子マテリア株式会社ホームページhttps://www.ojimateria.co.jp/

 

今回の現地見学会ではこの3か所を見学させていただきました。

エコプラザではごみの分別の大切さをとても感じました。
特にペットボトルの分別ではキャップを外すことの大切さについて学びました。
ペットボトルをごみに出すときはしっかりキャップを外そうと思います。
(ちなみにキャップの回収ボックスがないときはボトルとキャップをそれぞれ入れれば良いそうです。)

ヘマトコッカスから抽出されるアスタキサンチンの商品化もとても気になります。

古紙の再生にも多くの工程があることにも驚きました。
こんなに大変だとは思いませんでした。

学びの多い見学会になったと思います。