6/18 佐賀市嘉瀬川水系多布施川水域のホタル川でのホタル生息状況調査

6月18日(日)、ワークショップ水環境は13時から16時まで約4時間に及んで、ホタルの生育観察やカワニナ、水生生物の実地調査しました。

最初に私たちは山口さんの自宅を訪れ、飼育・繁殖が行われているホタルの様子を観察。ガーゼや水苔に産み付けられた黄土色の卵を確認できました。ホタルの卵は黄土色からやがて黒色になり、最終的に水中に落ちて孵るそうです。

また、水を循環させる装置を利用して川に近い状態を作り、蛍を育てる工夫もありましたが、こちらはあまりうまくいっていないようです。

ガーゼに産み付けられた卵/ミズゴケに産み付けられた卵

幼虫を育てる装置/卵から孵ったゲンジボタルの幼虫

カワニナ調査にはコドラート(30cm四方の針金枠)という道具を用いて行います。
無作為にコドラートを川に投入し、枠内のカワニナなどの水生生物を調査します。

次にホタル川に生息する生物を調査しました。
エビやザリガニの幼生など、ホタル川の多様な生物が観察できました。

最後は水中カメラでホタル川上流の観察を行いました。
カワニナや魚が泳ぐ様子が観察できましたが、ぼやけてしか見えなかったので、まだ改善の余地がありそうです。