6/7 第7回講義「身近な自然とのかかわり」

学生スタッフの星下です。
6月7日(木)に佐賀環境フォーラム第7回講義『身近な自然とのかかわり』が行われ、石川 晶生(いしかわ あきお)先生に講師を務めていただきました。

石川 晶生 先生

石川先生は、玉川大学 名誉教授を務められ、その他にも日本櫻学会 会長、自然環境復元協会 理事長、東京都調布市 文化財保護委員、樹木医、環境再生医(上級)など、多くの役職に就いておられます。

    主な著書として、

  • さくら百科(丸善出版)
  • 生命の自然(玉川大学出版部)
  • 玉川の仲間たち(玉川大学出版部)
  • 日本のサクラ類(日本樹木医会)
  • 日本のサクラ・20世紀のサクラ研究(日本さくらの会)
  • などがあります。

本日の講義では、〈地域によって自然との関わりや自然の扱い、庭園様式が違う〉ことや〈気候帯によって、樹木の育ち方が違う〉こと、〈花のつくり・野菜の桜の分類〉について学ぶことができました。
その中でも、樹木は光合成をしやすいように成長するというお話です。
広葉樹は暑い(つまり、太陽が上からあたる)ところで育つため、横広く育ち、針葉樹は寒い(つまり、太陽が横・斜めからあたる)ところで育つため、縦に長く育つ、という点が最も印象に残りました。

また、身振り手振りを使った話し方が印象的でした。
全てのお話もそうでしたが、特に、サクラに関するお話に力を入れられているように感じました🌸

次回の講義は6月14日(木)、佐賀大学 理工学部 准教授 中大窪 千晶(なかおおくぼ かずあき)先生による「熱の目で都市を見てみる」です。ご参加お待ちしてます!