佐賀環境フォーラム 実行委員の秋山です。
8/18、佐賀市エコプラザで「ESD環境教育セミナー」があり、私はインタビューダイアローグのパネラーとして登壇。
佐賀環境フォーラムに関わったひょんなキッカケや今の思いを話させていただきました。
佐賀市公民館主事の研修会を兼ねていたそうで、お知り合いが多くてかえって緊張しました。
「ESD」とは持続可能な開発のための教育の略。
ESDの先進地、岡山市では市民によるワークショップを経て、「E:えーものを/S:子孫の/D:代まで」として共有しやすく言い換えたそう。
しかしながら、現実社会では限りある資源を消費し続けて持続不可能となってしまっている以上、「えーもの」でないもの、つまり不十分なものはつくり変える必要があると、講師の内田 光俊 氏(岡山市教育委員会事務局 生涯学習課 主査)は話されていました。
確かにグローバリゼーションとともにあるあくなき欲求、その裏でどこかにひずみや影響を及ぼしていて、相手の存在が見えにくくなっているのも事実。
将来の世代を考え、想像力を養っていく必要がありそうです。
もう一人の講師、重森 しおり 氏(岡山市立中央公民館 主任)により、岡山市で公民館が拠点となりESD環境教育を実践例を紹介されました。
佐賀でもすでに同様の活動もありますが、岡山でのすごさはESDとして取り組むことの意義を、多様なセクションが意識を共有しながら取り組んでいる点に思いました。
さて、参加者に圧倒され緊張したインタビューダイアローグ。
私は佐賀環境フォーラム 実行委員として他の3名の方と一緒に登壇しました。
ご一緒させていただいたのは公民館の主事さんや学校の先生、佐賀市の職員さんで私なんかよりずっと大先輩。
登壇者の中で一番の若輩者でした。
重盛氏のインタビューダイヤローグはフリップを出しながら答える方式
8年前のバイク事故や大学の単位不足など、ひょんなことで佐賀環境フォーラムに関わり、環境活動団体を起こし、いまに至った経緯を振り返りながら、質問に答えました。
私が伝えたかったのは主に次のことです。
(1)誰にでも変わる可能性があること
(2)キッカケを提供できるようになりたいということ
(3)ヒトを知り、コトを知り、地域を知り紡いでいきたいということ
あっという間の3時間でした。
ESDという考え方を改めて学び、今ある活動の中にもESD(えーものを子孫の代まで)を念頭に置いて、紡いでいきたいとも思いました。
ESD環境教育セミナー
~持続可能な社会づくりの担い手を育む教育~
日時:2016年8月18日(木)13:30~16:30
場所:佐賀市エコプラザ
主催:佐賀市エコプラザ利活用推進会議
(事務局:佐賀市循環型社会推進課)