平成29年度の内容

環境について、大学生と市民が一緒に学ぶ場

環境に関する正しい知識を培い、理解を深めて行動につなげてもらうために、佐賀環境フォーラムは、佐賀市と佐賀大学が連携して「講義」「体験講座」「現地見学会」「ワークショップ」を毎年開催。
平成29年度は、5月11日(木)の講義からスタートします。

講義

佐賀大学の教授陣をはじめ、さまざまな分野で活躍されている方々を講師としてお迎えしております。
H29受講者募集チラシ

講義一覧(全12コマ)

日程テーマ講義概要講師
5/11(木)環境問題概論、
フォーラム概要説明
佐賀環境フォーラムの概要説明や、佐賀市で環境活動をしている各団体の活動紹介。佐賀大学
総合分析実験センター准教授
佐賀環境フォーラム実行委員会 事業部長 兒玉 宏樹 氏
5/16(火)佐賀県の外来魚佐賀県で特に注目すべき外来魚について、その生態や分布状況などについて解説。九州大学大学院農学研究院
アクアフィールド科学研究室
助教
鬼倉 徳雄 氏
5/18(木)海洋エネルギー開発の現状近年、温暖化ガス排出の少ないエネルギーとして再生可能エネルギーが注目されているが、その実用化には課題も多い。本講義では、日本のエネルギー政策と海洋分野の再生可能エネルギー開発の現状について、諸外国の先進事例を中心に述べる。佐賀大学
海洋エネルギー研究センター 准教授
今井 康貴 氏
5/23(火)ドイツの環境NPO最新事情環境先進国ドイツのNPOでどのような活動をしているか、日本の活動に生かせるアイディアなどを紹介する。一般財団法人
セブン-イレブン記念財
地域活動支援事業
マネージャー
小野 弘人 氏
5/25(木)生物多様性の保全と持続可能なパーム油から創り出された次世代界面活性剤の開発野生動物が自由に移動出来、生命を繋げる「ボルネオ緑の回廊」プロジェクト等のCSR活動からCSV、次世代界面活性剤の開発について。サラヤ株式会社
総務人事本部 産学官連携事業部 兼 環境事業推進室 部長
竹内 光男 氏
5/30(火)住宅の熱環境と健康少子高齢化の人口問題が進行している社会背景のもとで、住環境の整備は高齢者の健康寿命の延伸につながり、今後我々が健やかに生活できるために重要な事項である。
現在我が国では住宅の高断熱高気密化進められ、2020年には新築住宅の省エネ基準適合義務化も迫っている。
本講義では、住宅の室内熱環境調整の主要な技術である建物の断熱・気密・遮熱の方法について述べ、断熱についてはその効果を紹介する。
佐賀大学大学院
工学系研究科
都市工学専攻 教授
小島 昌一 氏
6/1(木)“拾う人は捨てない” ボランツーリズムの想い壱岐の周辺海岸に漂着する海岸漂着ゴミの対策に乗り出してから7年。
漂着ゴミ清掃のボランティア活動を観光に繋げようと企画した「ボランツーリズム」という活動の中で、汗を流してゴミを拾った人は決して捨てないだろう。そして、またその場所に来たくなるだろうと期待している。
壱岐島おこし応援
“チーム防人” 代表
中山 忠治 氏
6/8(木)「排出ゼロ」をめざすパリ協定と温暖化対策の今2015年、温暖化防止の国連会議COP21で「パリ協定」が誕生。
トランプ政権の動きは?日本の課題は?
COPに年々参加しているメンバーが、温暖化対策の今を伝える。
特定非営利活動法人
気候ネットワーク
京都事務所 研究員
伊与田 昌慶 氏
6/15(木)「食品ロス」の現状と
フードバンクの取組み
年間約632万トン発生している「食品ロス」の現状を知り、削減方法について考えよう。NPO法人
フードバンクかごしま
代表理事
原田 一世 氏
6/22(木)マクロベントスにスポットを当てて沿岸海域の環境問題を考えるマクロベントス(底生動物)とその沿岸生態系における役割、沿岸海域で生じている環境問題の一つである海域の富栄養化・貧酸素化について紹介し、これらの環境問題の発生に伴いマクロベントス群集がどのように変化するかを解説する。
また、演者が有明海で取り組んできた調査結果から、近年の有明海の環境とマクロベントス群集の現状について紹介する。
佐賀大学
低平地沿岸海域センター
特任助教
折田亮氏
6/29(木)持続可能な発展へ向けて
―環境問題を経済学の観点から考えるー
これまで、私たちは大量の資源を使い、環境汚染を出し続けながら経済成長を続けてきた。このような経済発展のあり方が続くと、将来世代はいつか資源不足に直面したり、環境汚染による被害を受けることになる。
本講義では、将来世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすという持続可能な発展に向けて、環境問題がなぜ発生するのか、環境問題を解決するためにどうすればいいのかについて、経済学の観点から考える。
佐賀大学 経済学部
経済学講座 准教授
谷 晶紅 氏
7/6(木)深化する共生農業と循環社会生きものたちと共生する農業のありかたや、環境を守るための私たち自身の暮らし方は、時代の流れの中で絶えず深化を続けています。
その最先端事例から、地域の新たな取組み方を考えてみよう。
株式会社アミタ持続可能経済研究所
主任研究員
本多 清 氏

 

 

申込み・問い合わせ先

〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 佐賀市役所 環境政策課 自然環境係
佐賀環境フォーラム実行委員会事務局
TEL/0952-40-7202
FAX/0952-26-5901

□申込みフォーム
下記のURLにアクセスし、ページ下部にある入力フォームよりお申込みください。
URL/https://www.city.saga.lg.jp/main/36552.html

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