こんにちは。
インターフェース課目を履修する立山です。
10/12(水)、佐賀大学でえこいくセミナーを開催。
今回はリーダーの堤が講師を務め、大学のインターフェース課目履修生の4名が受講しました。
セミナーのテーマは「森里海連環学」。
森里海連環学は、森林、河川、海洋の生態系のつながりのことです。
溶存鉄などのミネラルを多く含む豊かな森の水は、河川を通り、海へ流れ、海を豊かにします。
また、その逆もあります。
例えば川を遡上するサケです。
川で生まれたサケの稚魚は、海へ下り、豊かな海で栄養をたくさん蓄えて成長し母川へ回帰。
回帰する途中でサケを待ち構えているのがヒグマです。
ヒグマはサケを捕らえ陸に持ち上がり、栄養価の高い部分だけを食べます。
このとき、サケの残骸を昆虫や微生物が分解し、土壌が豊かになります。
このように森は海を、海は森を豊かにするのです。
それを壊さないように維持することが大事だと学びました。