えこいくリーダーの堤です。
10/16(日)、北山少年自然の家で「えこいく1day合宿」を実施。
久留米大学の学生や佐賀北高校の高校生も含め、22名が参加し、環境教育の実践として北山やまがきクラブの子どもたち23名と遊びました。
当日はあいにくの雨でしたが、雨天でも実施できるプログラムを自然の家の皆さんに用意いただきました。
一日の流れとしては次の通り。
- 午前:参加者の研修を兼ね、午後の竹パン作りの準備
- 食後:子どもとの接し方について自然の家副所長の東田さんのお話
- 午後:やまがきクラブの子どもたちを迎え、薪割りや竹パン作り
午前(オリエンテーション・研修)
オリエンテーションでは自己紹介を交えたアイスブレイクを行いました。
次に、東田さんに案内いただいて館内探検。
午後に予定していた子どもたちとの館内探検は時間の都合でできませんでしたが、館内は迷路のようで迷子になりそうでした。
午後の竹パン作りに向けて「なた」を使って薪割りを体験。
薪割りは僕が一番力んでしまってなかなか苦戦してしまいました。
午前中の最後に野外炊飯用の杉の葉を集め、山菜お弁当で昼食をとりました。
午後(東田さんからのお話・やまがきクラブ)
午後の最初は、子どもたちとの接し方について東田さんの体験を交えた話。
「子どもたちの自由を守る」という視点など、子どもたちと触れ合う上で大切なことを学びました。
14時、いよいよ待ちに待ったやまがきクラブの時間。
雨天にも関わらず、23名の子どもたちがぞくぞくと集まってきました。
子どもたちにえこいくメンバーが環境紙芝居を上演。
子どもたちと少年の家のスタッフさんたちが熱心に紙芝居を見てくれました。
大学生と子どもはマンツーマンでペアになって、一緒に野外炊飯として竹パン作りを行いました。
子どもたちが自分たちで「なた」を使い薪割りを行い、一緒に火を起こして竹パンを焼きました。
竹パンは美味しく参加者全員大盛り上がりでした。最後に片付けをして、子どもたちの見送りを行いました。
1day合宿を終えての感想
子どもたちと触れ合う中で、相手のことを理解することの大切さを学びました。
僕のペアになった子どもはなかなかやんちゃで、頭ごなしに叱ったり、良かれと思って押し付けてしまってはなかなか言うことを聞いてくれません。
それで、頭ごなしに接することをやめ、寄り添って一緒に竹を切りパンを焼くうちに最後には少しですが、心を開いてくれた気がしました。
東田さんもおっしゃっていましたが、特に子どもたちは純粋で敏感に感情を察知してしまいます。
今まではあまり出来ていませんでしたが、少しでも子どもたちと寄り添うことを心がければ、より心に響く環境教育ができるし、日常生活の中でもより深く相手を理解できると感じました。
文:堤/写真:秋山