21時まで活動が8時間におよんだ5月27日(土)、明るい内は天祐寺川と多布施川の周辺を調べ、暗くなってからホタルの飛翔を観察しました。
はじめは天祐寺川から多布施川にかけ川沿いの道をさかのぼり、建物等の歴史について話を聞き、川の環境を観察。
途中、ホタルに詳しい山口さんのお宅にお邪魔して生きている蛍とその卵を観察しました。
さが水ものがたり館にたどり着くと、学生と市民メンバーがお互いに自己紹介し、今までの活動、蛍の生態について市民の方からいろいろなお話を聞くことができました。
それから、さが水ものがたり館のそばにある「石井樋」を実際に見て、洪水が起こりにくくなる理由について説明を受けました。
日が暮れるまで時間を要した後、今回のメイン活動の蛍観察。
街灯あるところでは蛍がおらず、逆に街灯ないところはたくさんの蛍が飛び回っているということが分かりました。
生息が確認された蛍は、ゲンジボタルのみ。
さらに、1匹を除いてほとんどがオスでした。
そのことから、観察した時期はメスの数が少なく、積極的に子孫を残そうとする動きが少ないのかなと推測しました。