学生スタッフの水﨑です。
6月14日(木)に、佐賀環境フォーラム第8回目の講義「熱の目で都市を見てみる」が行われ、佐賀大学 理工学部 准教授 中大窪 千晶(なかおおくぼ かずあき)先生にご講演いただきました。
まず、地球温暖が世界的に見てほとんどの地域で起きていることや、CO2排出量で地上気温の変化が変わることを説明していただきました。
CO2の排出源は冷暖房や照明の割合が大きいとのことでした。
温暖化対策として冷暖房や照明の使い方を改めて考え直し、出来ることから行動していきたいです。
次に、ヒートアイランド現象とは何か、またその原因をご説明いただきました。
冷房の室外機・換気によって放出される顕熱、熱源機や自動車等の排熱などが形成要因となり、起きている現象であると分かりました。
地球温暖化・ヒートアイランド現象が進行する中、熱中症の患者も増え続けている現状を、データを交えながら説明していただきました。
これらのことを踏まえ、人が生きていける空間をつくるために建築デザインとしてどう取り組むか、研究が進められているそうです。
材料を工夫したり、樹木を配置したり、屋上・壁面の緑化など様々な方法で、環境に配慮した建築デザインが行われているということを学ぶことができました。
次回は6月21日(木)、佐賀大学 全学教育機構 教授 五十嵐 勉(いがらし つとむ)先生による「里山イニシアティブとSDGs」です。
ご参加お待ちしています。