10/9 付属小6年生×SDGs企画

えこいくは10月9日(水)、佐賀大学付属小学校6年生「親子ふれあい活動」にて親子約200名を対象に、SDGs(持続可能な開発目標)について講和と、グローバル社会を模擬体験できる貿易ゲームを実施しました。

前半、えこいくリーダーの加藤が「SDGsってなんだろう??」をテーマに話しました。少しでも聞いたことあるという人が多くいました。休憩時間に、ボードに掲示しているSDGsについて詳細資料を見に来ていて興味を持っていることが伺えました。

後半では、社会人メンバーの秋山が「貿易ゲーム」を進行しました。貿易ゲームは、先進国、発展途上国、新興国のいずれかに該当する国(グループ)に分かれ、三角形や円、長方形などの決められた形通りに紙(資源)を切り抜き、世界銀行の持って行って換金して稼ぐゲームです。

また、各グループで最初に持っている道具(はさみ、定規、鉛筆、紙)、所持金が異なります。例えば、先進国は全ての道具を持って所持金も多いけれど、紙(資源)が他より少ないという特徴があります。新興国や発展途上国は鉛筆や定規など持っていない物もあり、そこをどう解決してお金を得るのかが鍵です。

人数が多かったため、3クラスをそれぞれ一つの世界とし、保護者も一部参加して8ヶ国に分かれました。

ゲームが始まるとすぐに三角形を大量に持ってきました。時間がかかると思ったのですが予想以上に早くて驚きました。

しかし、「形が綺麗でなければ買い取りません。これは綺麗じゃないね〜」と世界銀行に言われ、交渉しない子とする子、何も言わないけど表情で語る子、とそれぞれ個性があって面白かったです。

感想を聞くと国毎に差があって、その中で上手く立ち回ることが大切だと学んでくれました。これからを生きる子どもたちが社会でどのように活躍していくのか、将来について少しでも考えるきっかけになったのなら幸いです。