有明海プラごみ班の長船です。今回のありプラ班の活動は海岸のゴミ調査でした。10月24日に東与賀海岸を訪れ、海岸にごみがどれくらい落ちているかを調査しました。
調査の方法としては、まず全長約3.3kmの海岸を12の区画に分け、その区画の中で調査の対象となる10m×30mの範囲を決めます。その範囲内にごみがどのくらい落ちているのかを目視で確認します。前回のごみの定質調査で1袋20L分のゴミを採取し、サンプル写真を作りました。今回はそのサンプル写真をもとに、ごみの量を確認するごみ袋カウント法を採用し、実施しました。
実際に調査を行い、少ないところでも1袋以上、直接海に面している海岸の両端では4袋分のごみが落ちていることを確認できました。今回の調査範囲は限られた狭い範囲でしたが、今後は今回の資料をもとに東与賀海岸全体のごみの分布を調べる予定です。
調べてみると海のごみ問題の深刻さを目の当たりにしました。有明海自体が特に希少価値が高いので、環境保全するためにごみを完全に減らすための努力が一層必要なんだと感じました。