NPO法人 元気・勇気・活気の会(三気の会)の活動に参加している庄司です。11月8日にごみくい(掘干し)・環境美化活動をしてきました。この日は三気の会のメンバーに加えて、地元住民の皆様や佐賀大生など約200人が活動に参加しました!
「ごみくい」と呼ばれるこの伝統農法は、クリークが多い佐賀平野の農業の地力維持方式として長年実施されてきたそうです。クリークの底から泥をすくい上げ、干すという作業を参加者が一列に並び、リレー方式で行いました。足元が悪い中で作業に加え、泥が顔に跳ねたりなどするため、想像以上の重労働でしたが、みんな笑顔で会話しながら楽しく作業ができました。
また、ごみくいが終わると外来種の駆除のための魚獲りを行いました。大網を水の中に入れるだけで多くの魚をすくい上げることができ、とても驚きました。1回の投網で鮒や鯉など10匹ほどが獲れていました。捕獲した後、捕獲された水生生物についてお話を聞きました。
作業が全て終わると、昼食にと有機米のおにぎりと有機野菜を使った豚汁、そして鮒の昆布巻きをいただきました。鮒の昆布巻きは初めて口にしたのですが、大変美味しかったです!
ごみくいのような伝統的な行事を実際に体験することができ、地域の方々とも交流できた良い1日になりました!