10/6 福(ごみ)拾い at 呉服元町

理工学部1年の石井陽菜です。私たちは、2024年10月6日(日)に「福(ごみ)拾い」に参加しました。

このイベントは、「ゴミ」を「福」、「ゴミ袋」を「福袋」、「ゴミ拾い」を「福拾い」と呼んで、福を拾おう!青い海と地球のためにできることをしよう!という活動です。

普段は主に公園などで福拾いを行なっていますが、今回は初の試みで市街地にて活動を行いました。具体的に、白山商店街周辺や佐嘉神社周辺で1時間程度福を拾いました。

白山商店街周辺は飲みかけのペットボトルや缶、ビン、おかしの袋などが落ちていました。その中でもとりわけ多かったのがタバコのゴミで、数千本は落ちていたように感じました。それらは、グレーチング(側溝の上の網のふた)に挟まっていることが多く、全てを拾うにはとてつもなく時間がかかると感じました。実際に、側溝に落ちてしまったものなど私たちが拾うことができないものもたくさんありました。

私たちがはじめに掃除した場所も帰りには再びタバコのゴミが落ちていて悲しい気持ちになりました。また、ゴミステーション周辺には回収日前に出されたゴミが野鳥によって荒らされている様子が散見されました。

活動しながら、ゴミを捨てる大人を減らすためにこれから大人になる子どもたちに向けた環境教育をもっともっと実施していきたいと思いました。また、「ゴミを拾う人はゴミを捨てない」という言葉を聞いたことがあります。ゴミの現状を知り、それを拾ったからこそこの言葉の意味がより実感できました。

これからこのような活動が広がり、より多くの人がゴミを拾うように、ゴミを捨てる人が減っていくような世の中になっていって欲しいです。