農学部1年の野口優太朗です。私たち「えこいく」は、10月26日(土)にARKSで開催されたハロウィンイベント、「サガハロナイト」に参加しました。イベントでは、来場した子どもたちにハロウィンのお菓子を配りながら、「環境かるた」を一緒に楽しみました。幸いなことに、約30人の子どもたちが私たちのブースに遊びに来てくれて、大いに盛り上がりました。
使用した「環境かるた」は、佐賀女子短期大学の学生が作成したもので、自然環境の大切さだけでなく、ルールやマナーといった私たちの生活を取り巻く広い意味での「環境」についても楽しく学ぶことができる内容です。和やかな雰囲気の中で、子どもたちが身の回りの「環境」について考えるきっかけになったと思います。
今回、私は「えこいく」の活動で初めて子どもたちと関わりました。最初は子どもたちとの接し方に不安を感じましたが、自分たちの活動に興味を持ってもらう方法を真剣に考えました。不慣れながらも、目線や話し方に気を配った結果、子どもたちと上手く意思疎通が図れたときはとても嬉しかったです。
活動を通して実感したことは、子どもたちは素直で活発であるということです。お互い面識のない子どもたちでも、尊重しながらゲームを楽しんでいました。中には、かるたのイラストや内容を覚えて帰る子どもたちもおり、環境教育の重要性を改めて感じました。現在、私は「えこいく」の活動の一環として、主に海洋プラスチック問題について子どもたちに考えてもらうための「海ごみすごろく」を作成しています。今回の活動ではその意義を再確認するとともに、子どもたちにとってより多くの学びのある「すごろく」を作りたいと改めて思いました。
実践的な環境教育について多くを学ぶ1日でした。子どもたちとの関わりの中で、まずは自分自身の環境意識を高める必要性を痛感し、刺激を受けました。今後の活動にこの経験を活かしていきたいと思います。