えこいく(佐賀環境フォーラム環境教育班)の川畑葉栞と山村海果と石井陽菜です。
私たち「えこいく通信班」では、子どもたちが楽しく環境について学べるよう、「えこいく通信」を作成し、このたび大学周辺の小学校10校に配布しました!今回の通信では、小学生が環境問題について考えるきっかけを作ることを目標にしており、私たち自身がゴミ拾いをした経験をもとに作成したものです。ゴミ拾いの記事は下のリンクからご覧ください。
・子どもたちに興味を持ってもらう工夫
たくさんの小学生に興味を持ってもらえるように、今回の通信では以下の工夫を取り入れました。
- 4コマ漫画:ゴミ拾いをテーマにした漫画を載せることで、環境問題について親しみやすく伝える内容にしました。漫画では、「どうしてゴミが捨てられるの?」「ゴミを拾うとどんな良いことがあるの?」といった問いを考えるきっかけを描いています。
- 4択クイズ:リサイクルやゴミに関する豆知識をクイズ形式にし、楽しみながら学べるページを作りました。子どもたちが自然と環境について考える時間を持てるよう工夫しています。
さらに、テーマを「ゴミ拾い」にすることで、子どもたちにとって身近な日常生活から環境問題を捉えられるようにしました。ゴミ拾いは特別な道具や知識がなくても気軽に始められるため、自分たちでも行動に移せることを実感してもらいたいと考えました。
・ゴミ拾いを通じて伝えたいこと
私たちは、ゴミ拾いは単に道や公園をきれいにするだけではなく、環境問題を「自分ごと」として考えるきっかけになると考えています。例えば、こんなことを子どもたちに伝えたいと思っています:
- ゴミはどこから来たの?公園や川に落ちているペットボトルやお菓子の袋は、もともとは誰かが使っていたもの。それがどうしてそこに捨てられてしまったのかを考えることで、ゴミを減らす工夫やリサイクルの大切さに気づくことができます。
- 自分にできることは何だろう?ゴミ拾いをすることはもちろん、「そもそもゴミを出さない工夫」や「使い捨てのものを減らす努力」をすることも大切です。小さな行動が大きな変化を生むことを知ってもらいたいと思っています。
「えこいく通信」は、佐賀市内の10校に配布されました。通信を読んだ子どもたちが学校や家庭で「ゴミ拾い」や「環境を守る方法」について話し合い、行動に移すきっかけになれば嬉しいです。また、先生や保護者の方々にも読んでいただき、地域全体でエコ活動の輪が広がることを目指しています。
ゴミ拾いは、一人でも気軽に始められる活動です。それが家族やクラス、地域の協力へとつながり、町全体が美しくなり、自然をもっと大切に思う気持ちが広がることを願っています。
これからも「えこいく通信班」では、みなさんが楽しく学べる情報を発信し続けます。次回の通信もぜひお楽しみにしてください!