
こんにちは。えこいく代表の松本力輝です。
2025年2月16日、佐賀市のアバンセにて開催された「令和6年度佐賀県地球温暖化防止活動推進員研修会」に参加してきました。
今回の研修では、以下の3つのテーマについて学びました。
- 推進員に求められる役割と活動について
佐賀県県民環境部 脱炭素社会推進課のご担当者より、県内での温暖化対策の推進体制や、私たち推進員に期待されている役割についてお話がありました。地元で活動する際の視点や、地域との連携の重要性について再確認できる時間でした。
- 基礎講話「地球温暖化の現状と対策」
講師:佐賀県地球温暖化防止活動推進センター事務局次長 松尾真理子さん
気候変動に関する最新の科学的知見や、国内外の政策動向、そして地域レベルでの実践例について、データを交えてわかりやすく解説していただきました。「身近な暮らしの中にこそ、温暖化対策のヒントがある」という言葉がとても印象的でした。
- 事例紹介「出前講座のプログラム策定と実施例」
講師:長崎県地球温暖化防止活動推進員 奥村公子さん
小学校での出前講座の実践をもとに、対象に応じたプログラムの組み立て方や、参加者を「行動」へとつなげる工夫についてお話いただきました。クイズや体験を取り入れた構成など、えこいくの活動にも活かせるヒントをたくさんいただきました。
研修の最後には、参加団体として時間をいただき、えこいくの活動紹介を行いました。主に、幼稚園・小学校での環境教育出前授業や、地域イベントでのブース出展、大学生同士の学び合いなどについてご紹介させていただきました。他の参加者の方々からも温かい反応をいただき、今後の連携の可能性も広がる有意義な機会となりました。
今回の研修を通じて、改めて「伝える」だけでなく「共に考え、行動を引き出す」環境教育のあり方を見つめ直すことができました。これからの活動でも、地域に根ざした取り組みを大切にしながら、一歩ずつ地球温暖化対策を広げていきたいと思います!
執筆:松本 力輝(代表)
編集・校閲:川畑葉栞、山村海果(広報担当)