
こんにちは、えこいく広報の平嶋航、川畑葉栞、山村海果です。
2025年10月25~26日、私たち えこいく は、佐賀大学の学園祭にて 「ミニドーナツ」販売ブース を出店しました。
この出店は、私たちの環境教育活動の一環として、「おいしい体験を通じて、環境への意識を“身近に”してもらう」ことを目的に企画・実施したものです。
なぜ “ミニドーナツ”?――環境×選ぶ楽しさの実践
メニューを検討する段階で、私たちは「えこいくの理念を自然に伝えるにはどうすれば良いか?」という視点から出発しました。その結果、「ミニドーナツ」が最適な選択だと判断しました。理由は次のとおりです。
- 食品ロスを出さないための計画と実践
私たちが重視したのは「必要な分だけ作り、残さない」ということ。直近の販売実績や来場者数の見込みを基に、仕入れ量をシミュレーションし、完売できる数量だけを準備しました。
そして当日、見事に すべてのドーナツを完売。この結果は、販売計画・運営・チームワークが機能した証であり、「必要な分だけを作る=環境に配慮する」という私たちの理念が具体的にかたちになった瞬間でもありました。 - 選ぶ楽しさから消費の在り方を考える
ミニドーナツの味は「プレーン」「チョコレート」「シナモン」の3種類をご用意。来場者に「好きな味を選んでもらう」ことで、単にお菓子を買うだけではなく、「自分に合ったものを、無駄なく選ぶ」体験をお届けしました。
この“選ぶ”行為が、私たちが大切にしている「消費の背景を考える」きっかけになると考えています。 - 環境に配慮した包装・提供スタイル
包装には過剰なプラスチックを使わず、可能な限り再生素材や簡易包装を採用しました。また、希望される方には「そのまま手渡し」のスタイルも選択できるようにして、ごみを減らす選択肢も設けました。
この工夫により、ドーナツを手に取るという“楽しい瞬間”と、環境に配慮した“行動の選択”とをつなげることができました。

出店を通じて得た成果と学び
- 準備段階から、2か月以上前より定例会を重ね、調理・衛生・販売動線・価格設定・材料調達などを丁寧に検討しました。
- 当日は販売を通じて、「選ぶ」「作る」「伝える」というプロセスをメンバー全員で体験。チームワーク・責任感・コミュニケーション力が大きく育ちました。
- そして、見事に ドーナツ完売! 来場者からは「美味しかった」「環境の話も興味深かった」「こういう活動いいね」といった声も多くいただき、えこいくとしての目的を果たすことができました。
私たちえこいくは、今後も「楽しみながら環境を考える」場づくりに取り組んでまいります。
今回のミニドーナツ出店を起点に、さらに多くの方と「エコって身近なんだ」と感じられる経験を共有していきたいと思っています。
どうぞ今後とも、応援よろしくお願いいたします!