環境について、大学生と市民が一緒に学ぶ場
環境に関する正しい知識を培い、理解を深めて行動につなげてもらうために、佐賀環境フォーラムでは佐賀市と佐賀大学が連携して「講義」「体験講座」「現地見学会」「ワークショップ」を開催します。
令和元年度(2019)は、5月14日(火)の講義からスタートします。
令和元年度プログラム(チラシ)
講義
佐賀大学の教授陣をはじめ、さまざまな分野で活躍されている方々を講師としてお迎えしております。
- 期間:令和元年(2019)5月14日(火)から7月11日(木)まで(全12回)
- 時間:18時30分~20時30分まで(質疑応答の時間を含む)
- 会場:佐賀大学教養教育2号館 2101番教室(本庄キャンパス)
※車で来場された方は、佐賀大学駐車場代200円がかかります。 - 受講スタイル:
- (1)通年受講(通年受講料金で全12回受講することができます)
- (2)スポット受講(スポット料金で興味がある講義のみを単発で受講できます)
講義一覧(全12コマ)
日程 | テーマ | 講義概要 | 講師 |
---|---|---|---|
5/14(火) | 環境問題概論、 フォーラム概要説明 | 佐賀環境フォーラムの概要説明や、佐賀市で環境活動をしている各団体の活動紹介。 | 佐賀大学 総合分析実験センター 准教授 佐賀環境フォーラム実行委員会 事業部長 兒玉 宏樹 氏 |
5/16(木) | 海洋エネルギー入門 | 海洋エネルギーはクリーンなエネルギーの一つとして注目されています。海洋エネルギーの現状の紹介とこれからについて学びます。 | 佐賀大学 海洋エネルギー研究センター 准教授 有馬 博史 氏 |
5/21(火) | 「ハエ」で食糧危機を救う | イエバエを活用した、バイオマス100%リサイクルシステムについて ムスカシステムと環境問題の解決 今後の展望 | 株式会社 ムスカ |
5/23(木) | 地域と共生する住まいを考える | 河川敷等に繁茂するヨシと草葺き民家(ヨシ葺き民家)について、また、佐賀平野などに縦横に張り巡らされた水路網と住まいの関係など、具体的な事例を解説する。これら地域と共生する住まいについて、建築学および農村計画学の視点から、過去から変化してきた現状を捉えつつ、将来を展望する。 | 佐賀大学 理工学部 准教授 後藤 隆太郎 氏 |
5/28(火) | 海洋プラスチック汚染 ~大型プラスチックごみからマイクロプラスチックまで~ | 海洋プラスチック汚染やマイクロプラスチック研究の最前線と今後の展望、海洋生態系への影響評価と限界について、海洋プラスチック汚染の回避に私たちがとるべき方策について解説する。 | 九州大学 応用力学研究所 大気海洋環境研究センター 教授 磯辺 篤彦 氏 |
5/30(木) | 新エネルギーに関する佐賀県の取り組み | エネルギーに関する動向と今後の展望について、担当者としての視点で紹介します。 | 佐賀県 産業労働部 新エネルギー産業課 参事 大野 伸寛 氏 |
6/6(木) | 佐賀平野のトンボ類はなぜ減少しているのか | 佐賀平野は昔からトンボ類の多様性が高い地域として知られていますが、最近、様々な種の減少が報告されています。一体、佐賀平野で何が起こっているのでしょうか。 | 佐賀大学 農学部 准教授 徳田 誠 氏 |
6/13(木) | 終わりなき侵略者との闘い ~増え続ける外来生物~ | 近年話題となっている外来生物はなぜ増え続けるのか?どんな影響があるのか?なぜ駆除するのか?生態学・進化学・社会学的観点から議論する。 | 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 生態リスク評価・対策研究室 室長 五箇 公一 氏 |
6/20(木) | 増加する「紙おむつ」の現状と将来 | 近年増加する使用済み紙おむつの実態と、リサイクル(紙おむつから紙おむつ)に向けたユニチャームの新たな試みについて紹介する。 | ユニ・チャーム株式会社 参与 工学博士 (東京理科大学 客員教授) 宮澤 清 氏 |
6/27(木) | 生物多様性をまもる ~地域の自然の調べ方~ | 地域の生きものについて知ることが、生物多様性を守っていく第一歩です。大学、行政とは違った視点で、生物多様性保全の舞台ラウをお話します。 | 株式会社 地域環境計画 九州支社 |
7/4(木) | 地球温暖化と金融の役割 | 私たちの預金、保険、年金のお金が地球温暖化に与えている影響、金融機関の環境取り組みの最新動向、環境面からの金融機関の選び方をご紹介します。 | NPO法人 環境・持続社会 研究センター(JACSES)理事 田辺 有輝 氏 |
7/11(木) | 有明海のノリ養殖と赤潮 | 佐賀が全国に誇る海苔は、有明海で養殖されています。講義ではノリ養殖について紹介しつつ、ノリ養殖の問題などを紹介したいと思います。 | 佐賀大学 農学部 生命機能科学科 講師 木村 圭 氏 |
以下、通年受講者対象に開催しています
体験講座:環境学習会
2019年6月9日(日)
農薬がトンボに与える影響について調査を体験します。
体験講座:ごみ探検隊
2019年6月23日(日)
筑後川のごみについて、「くるめウス」周辺にて調査を行います。
現地見学会
2019年8月7日(水)
環境に関連した施設を見学します。
(見学先:九州積水工業、大和ハウス佐賀支店)
ワークショップ
興味・関心のあるテーマごとにグループに分かれて行う研究活動です。
現在、環境教育班・チャリツーリズム班・フードロス班があります。
申込み・問い合わせ先
〒840-8501
佐賀市栄町1番1号 佐賀市役所 環境政策課 自然環境係
佐賀環境フォーラム実行委員会事務局
TEL:0952-40-7202
FAX:0952-26-5901
受講料
通年受講
(講義・体験講座・現地見学会・ワークショップ全て受講できます)
一般:5,000円
佐賀大学以外の学生:1,500円
法人:5,000円(法人は1口で1人枠の受講)
スポット受講(希望講義のみ受講)
1講義につき500円
(佐賀大学以外の学生200円)
スポット受講は当日講義会場にて受付を行います(事前の申込みは不要です)。
※車で来場された方は、上記受講料以外にも別途佐賀大学駐車場代200円がかかります。
申込みフォーム
下記のURLにアクセスし、ページの下部にある入力フォームよりお申込みください。
URL:https://www.city.saga.lg.jp/main/36552.html
申込期限
通年受講の申し込み期限は、2019年5月13日(月)です。
14日以降は、当日講義会場にて受け付けます。