フードロス班の那佐です。
11月8日(木)にフードバンクくるめに行きました。
フードロスについて学んでいた最中、フードロスの実態を実際に目で見ることができました。
フードバンクくるめは大きな倉庫のような外見をしておりました。
その倉庫はフードバンク久留米の代表である浦川さんが自費で建てたものらしく、驚きました。
浦川さんは、フードロスについて勉強するだけではなく活動も行なっており行動力があると思いました。
フードバンクに持って来られる食品は加工食品、お菓子、米、飲料水、野菜など、肉魚を除くほとんどの食品がありました。
それらは農家さん、スーパー、食品工場から様々な理由でフードバングに届けられていました。
三分の一ルールで卸売業者が引き取ってくれなかったもの、あまり売れなくなったので撤去されたもの、など、社会の規則に縛られすぎていると思いました。
一番驚いたのがソフトクリームが傾いているだけでクレームが来るらしく、一度に500個ほど廃棄されているのを聞いた時です。
日本が食品ロスが大量にあることが福岡県の久留米市のフードバンク一つを見ただけで理解できてしまう現状は、本当にどうにかしないといけないと思いました。
フードバンクに届けられた食品は、社会福祉のためならば無料でもらうことができ、食品ロスとともに貧困の子供達や高齢者問題も解決できることに素晴らしいことだと思いました。
社会のおかしな仕組みに積極的に対処していく人が日本にもいて頑張っていて、わたしも何かできたらなと思いました。
佐賀にはまだないフードバンクが、来年には設立されるという話を聞きました。
佐賀でも食品ロスの取り組みが今よりも行われることを楽しみにいています。