えこいくメンバーの河村です。
3月9日(土)に、「バードウォッチング~東よか干潟の渡り鳥を観察しよう~」を開催しました!
今回は、日本野鳥の会佐賀県支部の方を講師に迎えて行いました。
この企画は、荏原環境プラント「第1回e₋さが基金」の助成を受けて実施しています。
東よか干潟は何種類もの渡り鳥が渡来する貴重な場所で、ラムサール条約湿地にも登録(登録日:平成27年5月29日)されています。
また、シギ・チドリ類の渡来数が日本一で、春・秋の“渡りの季節”になると数千羽のシギやチドリが干潟で餌をついばむ姿を観ることができます。
今回、私たちは講師の中村さん、馬場さんから解説をしていただきながらツクシガモ、ズグロカモメ、セグロカモメ、ダイシャクシギ、アオサギなど、何種類もの野鳥をその特徴と一緒に観察して楽しむことができました。
ふとした瞬間に何百羽の鳥が一斉に移動する光景からは目が離せません。
私たちはこの体験を通して、東よか干潟がオーストラリアからシベリアまでの約1万キロという長い距離を旅する渡り鳥たちの休息やエネルギー補給の場所であることを身にしみて感じ、自然保護の重要性を再認識しました。
ちらほらゴミが干潟に落ちていることにも気付き、環境教育の大切さを目の当たりにできた大切な一日になりました。
これからも“環境配慮意識の高い人材育成”そしてそこから生まれる行動の輪を拡げていくことを目標に活動を続けていきます。