チャリツーリズム班の柴﨑です。2021年11月20日(土)にNPO法人 佐賀学生スーパーネットさんが開催する予定のグリーンツーリズムに向けての生物調査に参加しました。
活動内容とは多布施川と松原川、クリークに生息する生物の調査でした。
多布施川は昔、佐賀城に住んでいる殿様に水を供給するための水路として使われていたこともあり、常にきれいな水が流れているそうです。特に「いび」と呼ばれ、大きな川から小さい川に水を分配するためのポンプの役割をしている、少し深くなっているところでは調査中にも非常に多くの川魚を見ることができました。
佐賀市内にあるクリークはかつて、人々の生活に必要な水を与える役割をしていましたが、いまでは生物の多様性を守るという役割をしています。そのため、日本ではほぼ佐賀でしか見ることができないカゼトゲタナゴなどの絶滅危惧種を見ることができました。
私たちはこの活動を通してより多くの人々にクリークのことやそこに住む生き物たちのすばらしさ、面白さを知ってもらいたいと思いました。そのためにグリーンツーリズムの活動をもっと盛り上げていきたいと思います。